本学会主催第3回オンライン研究会を実施することとなりました。
下記日程で開催をいたしますので、フォームよりお申込みいただければ幸いです。

お申込み締め切りは2/15(月)中となりますので、よろしくお願い申し上げます。

Zoom URLについては後日ご案内をいたします。

■日程
日 時:2020年2月20日(土)14:00~16:30頃(日本時間)
場 所:Zoom

■申し込みフォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S65982670/

■参加資格
本会会員

■タイトル
シンポジウム「太平洋諸島の海洋政策-資源開発と環境保護の新動向」

■内容
○ 趣旨
「大海洋国(Big Ocean States)」を名乗る太平洋諸島の国々は、どのようにすればその広大な海洋からより多くの恩恵を受けることができるのだろうか。急速な科学技術の進歩、環境保護意識の高まり、温暖化の進行、地政学的な変化などを背景に、今や難しい選択を迫られるようになっている。
そこで、本シンポジウムでは「太平洋諸島の海洋政策-資源開発と環境保護の新動向」を共通テーマとして、主に国際法・海洋政策の観点から、海洋の境界画定、海底鉱物資源の開発、漁業、プラごみ対策に見られる各島嶼国法制の新動向を議論するとともに、日本の支援はどこに焦点を合わせるべきかについても考えてみたい。

○14:00 開会の挨拶(事務局・芳賀達也)  
・シンポジウムの流れの説明(幹事・東 裕・日本大学法学部)

○14:05~14:30:第1報告 加々美康彦(中部大学教授)
「気候変動と太平洋諸島の海洋境界-キリバスに焦点を当てて」

○14:30~14:55:第2報告 中田達也(東京海洋大学特任准教授)
「クック諸島における『改正海底鉱物法案』(2020年)の現状分析-国際海底機構との関連」

○14:55~15:20:第3報告 吉原司(姫路獨協大学准教授)
「パラオ海洋サンクチュアリ法の成立と改正の社会・経済的要因-太平洋島嶼国に関わる漁業の一断面」

○15:20~15:45:第4報告 青木望(海洋産業研究会研究員)
「太平洋地域海行動計画による海ごみ対策-マーシャル諸島の発泡スチロールおよびプラスチック製品禁止法を事例に」

○15:45~16:25:ディスカッション(加々美先生司会のもとで進行)
 コメント  東 裕

○16:25
 閉会の挨拶 小林 泉(太平洋諸島学会会長)