太平洋諸島地域と日本の関係性を科学する研究学会

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研究大会

 太平洋諸島学会では、毎年7月頃に研究大会を開催しております。大会は数名の個人発表、時局を捉えたシンポジウムによって構成されています。

これまでの大会

第10回研究大会

日時 2023年7月8日(土)11:00開会 17:30閉会

会場 早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館402教室

参加費 無料

主催:太平洋諸島学会
共催:一般社団法人太平洋協会、国際機関太平洋諸島センター(PIC)

11:00 開会あいさつ/奥迫 元(大会委員長/早稲田大学)

11:10~11:55 個人発表(1)
梅村 哲夫(名古屋大学)
「マーシャル諸島共和国における便宜置籍船ビジネスの実態について-予備調査結果-」
進行/講評:関根 久雄(筑波大学)

12:00~12:45 個人発表(2)
野中 昭彦(日建設計)
「小島嶼国の課題と生態系を活用した沿岸社会の強靱化について
-気候変動の影響に対する沿岸社会強靭化のための政策決定支援ガイドラインの作成-」
進行/講評:茅根 創(東京大学)

12:45~14:00 昼休憩

14:00~14:30 学会総会

14:40~15:25 個人発表(3)
高瀬 浩一(早稲田大学)
「ミクロネシアにおけるパイロット経済実験」
進行/講評:河野 正治(東京都立大学)

15:40~17:30 記念シンポジウム

テーマ「太平洋島嶼国から見た米中対立」

・趣旨説明:奥迫 元(早稲田大学)
・基調講演:小林 泉(大阪学院大学):「太平洋諸島の国際政治における米中対立」
・報 告 1 :東 裕(日本大学):「ソロモン諸島と中国の安保協定」
・報 告 2 :黒崎 岳大(東海大学):「島嶼地域の地域統合と米中の外交的関与」
・パネルディスカッション 
  司会・進行:奥迫 元
  パネリスト:小林 泉・東 裕・黒崎岳大

第9回研究大会

日時 2022年7月2日(土)11:00開会 17:30閉会

会場 東京大学 小柴ホール(Zoomによるオンライン参加可能)

参加費 無料

参加資格 太平洋諸島学会員

■ 大会次第

11:00 開会 茅根 創/研究大会委員長挨拶

11:10 ~ 11:55 個人発表1

『小島嶼国独立国家の経済的自立に関する考察 ― ミクロネシア連邦の事例を中心に ― 』
・発 表 者:FRITZ MIKI VIVIAN(大阪学院大学大学院)
・進行・論評:東 裕(日本大学)

12:00 ~ 12:45 個人発表2

『ミクロネシア連邦における高校歴史教育の分析 ― 2冊の独自教科書が描く日本統治時代 ― 』
・発 表 者:奥田 梨恵(神戸大学大学院)
・進行・論評:関根 久雄(筑波大学)

14:00 ~ 14:30 総会

14:40 ~ 15:25 個人発表3
『マーシャル諸島における地権者世代間の意識変化の兆候 ― ウオッジェ環礁ウオッジェ島のフィールド調査から ― 』
・発 表 者:岩田 哲弥(外務省)
・進行・論評:小林 泉 (大阪学院大学)

15:40 ~ 17:30 シンポジウム

『現場から考える小島嶼国への環境・防災支援の在り方と日本の対応』

・基調講演:テヴィタ・スカ・マンギシ 駐日トンガ王国特命全権大使
・趣旨説明:茅根 創(東京大学)
・報 告 1 :山野博哉(国立環境研究所)『生態系保全に基づく小島嶼国の国土の維持』
・報 告 2 :黒崎岳大(東海大学)『太平洋共同体基金(PEC)プロジェクト ― 実施と評価 ― 』
・討 論 
  司会・進行:茅根 創(東京大学)
  パネリスト:山野博哉(国立環境研究所)・黒崎岳大(東海大学)・堧水尾真也(JICA)

第8回研究大会

日時 2020年10月31日(土)14:00開会 16:00頃閉会

会場 Zoomによるオンライン開催

参加費 無料

参加資格 太平洋諸島学会員

■次第
14:00 開 会 小林会長/研究大会委員長挨拶

14:10 シンポジウム「太平洋島嶼の地域性を踏まえた持続可能な開発とは何か」

 SDGsは経済、環境、社会に関わる諸課題を克服し、「誰一人取り残さない」ことを基本理念とする人類共通の普遍的開発目標である。同時にそれは、多様な文化の相互理解の促進や国別・地域別のきめ細かい目標設定など、個別性も強調されている。太平洋島嶼国には、国家としての経済成長や個人や世帯の現金収入等の近代的欲求がある一方で、産業振興に直接関わらない経済行為、それらと結びついた伝統的な相互扶助的関係が根強く存在し、それらが結果的に人々の暮らしの「豊かさ」を支えているという指摘もある。
 このような太平洋島嶼地域の特徴に照らして持続可能な開発を捉え直したとき、どのような持続性の姿が浮かび上がってくるのだろうか。
 そのことについて本シンポジウムでは、サブシステンス、環境・防災、経済開発、法学に関連した視点から考察する。

趣旨説明 関根 久雄(筑波大学)5分
発表1:「持続可能な開発とサブシステンス-ソロモン・マーシャルの事例から」
関根 久雄(筑波大学)20分

発表2:「持続可能な開発と制度の脆弱性:経済開発と主権維持の視点より」
畝川 憲之(近畿大学)20分

発表3:「小島嶼国のサステナビリティを高める環境・防災分野の開発の取組み」
三村 悟(JICA緒方貞子平和開発研究所)20分

発表4:「持続可能な開発と土地所有制度」
東 裕(日本大学) 20分

ディスカッション(質疑応答含む) 20分

まとめ 関根 久雄(筑波大学)5分

16:00頃 閉会挨拶 黒崎副会長

第7回研究大会

日時 2019年6月29日(土)9:30開場 10:00開会

会場 東京大学小柴ホール
   (本郷地区キャンパス 文京区本郷7-3-1)

参加費 学会員:無料 非学会員:1,000円

昼食代 1,000円 ※昼食が必要な方は弁当を手配いたします。

懇談会費 学会員:3,000円  非学会員:5,000円

共 催:一般社団法人太平洋協会/東京大学理学系研究科 沖ノ鳥島勉強会・小島嶼国研究会
後 援:国際機関太平洋諸島センター

10:00 開 会 会長/研究大会委員長挨拶

10:10~11:45 グループ発表
総合テーマ「海底鉱物資源調査・開発関連産業の太平洋諸島地域進出に向けて」
 進 行 加々美 康彦(中部大学)
 報 告 中村 由行(横浜国立大学)、青木 望美(海洋産業研究会)、掛江 朋子(広島大学)
     小林 誉明(横浜国立大学)、松田 裕之(横浜国立大学)
 論 評 畝川 憲之(近畿大学)

11:45~12:45 昼 食

12:45~14:20 個人発表 
テーマ「太平洋島嶼国における土地をめぐる法と政治」
 
 発 表 東 裕(日本大学)
 進 行/論 評 佐古 丞(大阪学院大学)

テーマ「気候起因の移転問題に関する展望と課題
      ーマーシャル諸島とキリバスの比較研究」
 発 表 吉岡 渚(笹川平和財団海洋政策研究所)
 進 行/論 評 茅根 創(東京大学)

14:30~15:00 総 会

特別講演 15:00~15:30
太平洋島嶼国の安全保障と法の支配
演 者 小原 雅博(東京大学)

シンポジウム 15:30~17:30
太平洋諸島におけるビジネスの潜在的可能性と限界
司会/進行 関根 久雄(筑波大学)
討 論 加藤 泰浩(東京大学)、高屋 繁樹(水産庁)、黒崎 岳大(東海大学)

17:35~17:45 特別演奏「南の島の調べ」
            演奏 YOKO(口笛演奏家)、映像 中村 征夫(海中写真家)

17:50 懇親会/小柴ホール・ホワイエ

第6回研究大会

日時: 2018年6月30日(土)11時~17時30分
場所: 日本大学水道橋キャンパス法学部2 号館4 階241講堂
東京都千代田区神田三崎町2丁目3番1号
開場:10時30分
開会:11時00分開会あいさつ/東裕(大会委員長/日本大学)

個人発表11:10~14:50 【個人発表各20分+コメント・質疑応答20分】

第一部(午前)11:10~12:30

発表1.『トンガ王国トンガタプ島の雑貨店ビジネスにおける中国系商店の割合とその分布』
北原卓也(早稲田大学)

発表2.『借款での開発事業の妥当性 -アフリカ事例から太平洋島嶼国を考える』
松本いく子(元アジア開発銀行)

進行/論評者 関根久雄(筑波大学)

昼食休憩12:30~13:30 (役員会開催)

第二部(午後)13:30~14:50

発表3.『ミクロネシア連邦における貨幣と市場制度の生成と発展の研究-経済実験と自然実
験の応用』佐々木宏夫(早稲田大学)

進行/論評者 小川和美(太平洋協会太平洋諸島研究所)

発表4.『太平洋島嶼地域におけるマグロ産業の発展可能性』
多田稔(近畿大学)

進行/論評者 小松正之(東京財団政策研究所)

(休憩10分)
学会総会15:00~15:30 (2017年度の収支報告、会則変更について、その他)

第三部 シンポジウム『強いられた国民国家-太平洋島嶼諸国の現在』15:35~17:30

基調講演: 小林泉(大阪学院大学)
シンポジウム・モデレータ: 奥迫元(早稲田大学)
パネリスト: 佐古丞(大阪学院大学)/「太平洋島嶼国と国際環境の変容」
東裕(日本大学)/「フィジーにおける国民国家形成の歩み」
黒崎岳大(東海大学)/「島嶼国民の近代国家への対応」(発言順)

懇親会17:50頃~

研究大会終了後に、日本大学食堂で懇親会を開催いたします。

第5回研究大会

日 時:2017年7月8日(土)10:30開場 11:00開会 ※入退場自由
会 場:東京大学本郷キャンパス 小柴ホール/東京都文京区本郷7-3-1
参加費:無料 ※懇親会は参加費3,000円
主 催:太平洋諸島学会
共 催:国際機関太平洋諸島センター、一般社団法人太平洋協会

[開会挨拶] 11:00~11:10 研究大会実行委員長 茅根 創 (東京大学)

[個人発表 ①] 11:10~11:55
テーマ : 「政府開発援助 (ODA)に関する新たな提案-太平洋諸島の視点から」
発表者 :  フナキ・カイツウ (立命館アジア太平洋大学大学院)
コメンテータ: 関根久雄 (筑波大学)

[個人発表 ②] 12:00~12:45
テーマ : 「輸出国との協力による自動車リサイクルプロセスの新しい国際分業-太平洋島嶼国の 放置車両問題の解決のために」
発表者 :   塩地 洋 (京都大学)
コメンテータ: 小川和美 (太平洋協会・太平洋諸島研究所)

[昼休憩]12:45~14:00

[総 会]14:00~14:30 (学会員による年次総会/各種報告)

[個人発表 ③] 14:40~15:25
テーマ : 「太平洋島嶼諸国憲法の若干の特徴―海と陸の視点から」
発表者 : 東  裕 (日本大学)
コメンテータ: 佐古 丞 (大阪学院大学)

[シンポジウム] 15:30~17:30
テーマ :   「海洋環境を巡る国際関係~環境・EEZ・外交・・・・太平洋安全保障の最前線」

基調講演:  渡辺昭夫 (東京大学名誉教授 ・太平洋諸島学会顧問)
 
パネラー:   茅根 創 (東京大学)
  加々美 康彦 (中部大学)
  杉浦 正俊 (外務省アジア大洋州局大洋州課)
モデレータ :  小林 泉(大阪学院大学)

* 本シンポジウムは、国際機関太平洋諸島センター事業 「第22回パシフィック・アイランダーズ・ク   ラブ懇談会」でもあります。

[懇親会] 17:30~ 会場は小柴ホール前ホワイエ

第4回研究大会

日 時: 2016年7月9日(土) 11:00~17:30
場 所: 早稲田大学早稲田キャンパス3号館402教室/東京都新宿区西早稲田1-6-1
開 場 10:30
開 会 11:00

大会開会あいさつ
・小林 泉(太平洋諸島学会会長/大阪学院大学)
・東  裕(大会委員長/日本大学)

個人発表 11:10~14:50 【個人発表各25分+質疑応答15分】

一部(午前)11:10~12:30

発表1.カイツウ・フナキ『日本の対島嶼国ODAの研究~トンガの事例を中心に』(立命館アジア太平洋大学大学院)

発表2.葉室和親『トンガへの日本人移民事情』(前駐トンガ日本大使)

進行/論評者 小川和美(太平洋協会客員研究員・前PIC所長)

昼食休憩 12:30~13:30 (理事会開催)

二部(午後)13:30~14:50

発表3.畝川憲之『太平洋島嶼国の観光開発~パラオの日本人客誘致戦略を事例に』(近畿大学准教授)

発表4.東  裕『フイジーの民主主義とクーデタ ~独立から2013年憲法の制定まで』(日本大学教授)

進行/論評者 佐古 丞(大阪学院大学教授)

(休憩 10分)

学会総会 15:00~15:30 (2015年度の収支報告、会則変更について、その他)

シンポジウム 15:35~17:30
テ ー マ :『日本の対島嶼諸国援助についての評価と今後』
司会・進行:関根 久雄(筑波大学教授)
討論者
1、岩間 敏之(国際協力機構社会基盤・平和構築部審議役)
2、佐藤  寛 (アジア経済研究所上席主任調査研究員)
3、小島宗一郎(外務省国際協力局国別開発協力第一課企画官)

懇 親 会 17:50~

第3回研究大会

日 時: 2015年7月12日(日) 11:00~17:00
場 所: 筑波大学東京キャンパス(文京校舎)120教室/東京都文京区大塚3-29-1
開 場 10:30
開 会 11:00

大会開会あいさつ
・小林泉(太平洋諸島学会会長/大阪学院大学)
・関根久雄(大会委員長/筑波大学)

個人発表 11:10~14:50 【個人発表各25分+質疑応答15分】

一部(午前)11:10~12:30

発表1.佐本英規『グローバル化時代におけるメラネシア在来音楽:ソロモン諸島アレアレの竹 製パンパイプス・アウをめぐって』(筑波大学大学院)
【進行/論評者:グレッグ・ドボルザーク(一橋大学准教授)】

発表2.水元芳『ミクロネシア連邦ポンペイ州における人々の「肥満」意識に関する研究』 (福岡女子大学准教授)
【進行/論評者:関根久雄(筑波大学教授)】

昼食休憩 12:30~13:30 (理事会開催)

二部(午後)13:30~14:50

発表3.クニオ・スエナガ『移民と出稼ぎ:ミクロネシアから米国へ』(駐日FSM 大使館書記官)
【進行/論評者:飯高伸五(高知県立大学講師)】

発表4.小島潤『オーストラリアの対フィジー政策評価』(Manulife Investment Japan)
【進行/論評者:東裕(日本大学教授)】

(休憩 10分)

学会総会 15:00~15:30 (2014年度の収支報告、会則変更について、その他)

シンポジウム 15:35~17:00
テーマ:『「太平洋・島サミット」の開催意義と今後の展開』
司会・進行:黒崎岳大(国際機関太平洋諸島センター次長)
討論者
1.畝川憲之(大阪学院大学准教授/島サミット有識者会合委員)
2.千野境子(元産経新聞論説委員長/島サミット有識者会合委員)
3.和田幸浩(外務省大洋州課長)

懇 親 会 17:30~

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