第9回研究大会の開催概要

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日時 2022年7月2日(土)10:30開場 11:00開会

会場 東京大学小柴ホール
(本郷地区キャンパス 文京区本郷7-3-1)

主 催:太平洋諸島学会
共 催:国際機関太平洋諸島センター
    東京大学海洋アライアンス沖ノ鳥島・小島嶼国プログラム
    一般社団法人太平洋協会

11:00~11:10 会長/研究大会委員長挨拶

11:10~11:55 個人発表(1)
フリッツ・ミキ(大阪学院大学大学院)
「小島嶼独立国家の経済的自立に関する考察 -ミクロネシア連邦の事例を中心に-」
進行/講評:東 裕(日本大学)

12:00~12:45 個人発表(2)
奥田 梨絵(神戸大学大学院)
「ミクロネシア連邦における高校歴史教育の分析 -2冊の独自教科書が描く日本統治時代-」
進行/講評:関根 久雄(筑波大学)

12:45~14:00 昼休憩

14:00~14:30 学会総会

14:40~15:25 個人発表(3)
岩田 哲弥(外務省)
「(仮)マーシャル諸島における地権者世代間の意識変化の徴候」
進行/講評:小林 泉(大阪学院大学)

15:40~17:30
シンポジウム「(予定)現場から考える小島嶼国への環境・防災支援の在り方と日本の対応」

 本年1月にトンガの海底火山の噴火は、首都ヌクアロファはじめトンガ全土に大きな被害をもたらした。トンガやバヌアツ、ソロモンには活火山が多く分布し、地震もしばしば発生している。さらに、太平洋の島々は、今世紀最大1mに達する海面上昇によって水没の危機にあり、緑の気候基金など適応策支援のための基金が集まっている。太平洋小島嶼の防災や海面上昇適応策を支援する上で、小島嶼の現場からはどのような要望があって、それに日本はどのように対応してきたか、どのように対応すべきであろうか。本シンポジウムでは、太平洋島嶼国に対する環境・防災支援に研究並びに実践の両面からかかわってきた2名からの発表をもとに、日本がこの分野を今後牽引していく上での可能性と課題について考えていきたい。

基調講演:スカ・マンギシ駐日トンガ大使
趣旨説明:茅根創(東京大学)
報 告1:山野博哉(国立環境研究所)
報 告2:黒崎岳大(東海大学)
討  論:茅根(司会)、山野・黒崎(パネリスト)
ディスカッサント:堧水尾 真也(JICA)

18:30~ 懇親会 ※水道橋近辺。定員次第募集終了。